お庭づくりに困っていませんか?
「雨の日でも足元を気にせず車を駐車したい!」
「雑草対策どうにかしたい!」
「家周りをもっとオシャレにしたい!」
「…でもどうしたら良いの?」
今回はそんな困ったという声にお答えして、お庭のコンクリート舗装についてまとめました。
◆コンクリート舗装した場合のメリット・デメリットは?
◆コンクリート舗装を業者に依頼する時のポイントは?
この記事ではコンクリート舗装の費用相場やメリット、デメリットなどを詳しく解説します。是非、あなたのお庭づくりの参考にして下さい!
目次
1.【お庭にコンクリート舗装したい人必見!】費用はどのくらいかかる?
単価が安くなる場合
単価が高くなる場合
2.【押さえておきたい!】コンクリート舗装のメリット・デメリット
コンクリート舗装のメリット
コンクリート舗装のデメリット
3.【押さえておきたい!】業者に依頼する時のポイントは5つ
①図面を用意しておく
②舗装範囲を決めておく
③予算をあらかじめ決めておく
④デザインをイメージしておく
⑤工事期間中の駐車場を確保しておく
4.まとめ
1.お庭にコンクリート舗装したい人必見!予算はどのくらい?
車1台分だと、舗装面積が約15㎡ですので単純計算で22.5万円前後となります。
この金額はあくまで標準的な駐車場としてコンクリート舗装の相場なので、条件によって安くなることもありますし、高くなることもあります。
それでは、どんな場合に単価は変わるのでしょうか?
単価が安くなる場合
どんな条件の時に単価が安くなるのでしょうか。
①車が乗らない場合
②コンクリートの一部を砂利敷や芝張りに変える
①車が乗らない場合
車の乗り入れが想定される場合は、コンクリートを厚くしたりワイヤーメッシュを入れたりして強度を補強する必要がありますが、人や自転車・車椅子などしか乗らない場合は、補強の必要がなくなるので単価は安くなります。
②コンクリートの一部を砂利敷や芝張りに変える
これは予算がないときにやる方法なのですが、タイヤが乗る位置だけコンクリート舗装にし、それ以外は砂利や芝生にしてコンクリートの面積を減らし予算を削ることもできます。
ただしあまりありすぎるとコンクリートの割れや浮き、または動く可能性があるので注意が必要です。
単価が高くなる場合
では、逆にどんな条件の時に単価が高くなるのかをまとめてみました。
①舗装範囲が狭い
②ミキサー車が舗装場所のそばまで行けない
③大型の車の乗入れがある
④コンクリートに一部レンガなどで装飾したい
⑤重機が入れない
⑥撤去するもの・大幅に土を削る必要がある
①舗装範囲が狭い
コンクリートは専用のミキサー車で運ばれてきます。
小型・中型・大型のミキサー車がありサイズによって料金が変わりますが、車輌代を考えると狭い範囲の舗装は割高になります。
②ミキサー車が舗装場所のそばまで行けない
ミキサー車が横付けできない場所への舗装になると、人力で一輪車での小運搬が必要になり人件費が追加になります。
③大型の車の乗入れがある
大型のトラックが乗入れる可能性がある場合は、コンクリートを厚くしたりワイヤーメッシュを太くしたりと補強が必要になるので単価が高くなります。
④コンクリートに一部レンガなどで装飾したい
コンクリートにレンガや石張りなどでデザインしたい場合、手間や材料代が追加になるので単価が高くなります。
⑤重機が入れない
通常バックホウなどの重機で作業する場所を人力で行なうことになるので、人件費が追加になります。
⑥撤去するもの・大幅に土を削る必要がある
撤去する物がある場合、撤去費用と処分費が別途かかります。
また大幅に土を削る場合も重機代や人件費・土の処分費などが追加になります。
2.【押さえておきたい!】コンクリート舗装のメリット・デメリット
では、お庭にコンクリート舗装すると、どんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
ここではメリット・デメリットについてご紹介します。
●駐車場として雨の日でも気にせず使える
●雑草対策になる
●駐車場と庭の区別が付きやすい
●見た目がスッキリして綺麗
●初期投資がかかる
●夏の照り返しがきつい
●ホコリが舞う
●撤去する場合に費用がかかる
このようにメリット・デメリットがあり、一度施工すると簡単にはやり直しができないので、よく考えて工事するようにしましょう。
3.押さえておきたい!業者に依頼する時のポイントは5つ
コンクリート舗装を業者に依頼する場合にはどんなポイントがあるのでしょうか?
ここでは、スムーズに依頼ができるようにあらかじめ押さえておきたいポイントについて紹介します。
①図面を用意しておく
②舗装範囲を決めておく
③予算をあらかじめ決めておく
④デザインをイメージしておく
⑤工事期間中の駐車場を確保しておく
それではひとつずつ、順に解説していきます。
①図面を用意しておく
図面を用意できるようなら図面を用意しておきましょう。
外構(建物の外回りの敷地)の図面があると、正確な面積や配管の場所が分かるので正確な図面が書けて見積りができます。
もちろん家を中古で買った場合や家が古くて図面がない場合でも、きちんと敷地を計って図面を書いて見積りしてくれるので大丈夫です。
②舗装範囲を決めておく
家の中の導線を考えるのと同じように、事前に導線を考えておきましょう。
✓車から玄関への導線
✓駐車場から道路への導線
これらの導線をあらかじめ考えておくと、業者との打ち合わせがスムーズにできます。
駐車場は毎日使う場所なので、住む人の目線とプロの目線での導線を合わせてストレスのない導線を見つけて下さい。
あらかじめ、家や玄関周り・駐車場周り・庭などの写真を撮っておくと担当さんに伝えやすいですよ。
③予算をあらかじめ決めておく
やはり、予算はあらかじめ決めておくことをおすすめします。
業者の担当の人と話していると、ついつい夢が膨らんで気がついたら予算オーバーということも少なくありません。
コンクリート舗装の相場からおおよその予算を決めておいて、最初に担当さんに伝えておきましょう。
そうすれば、むやみに予算オーバーするような提案をしてくることはなくなるので安心して相談できます。
④デザインをイメージしておく
あらかじめどんなデザインにしたいのかイメージしておきましょう。
✓レンガや石をいれてオシャレにしたい
✓形を丸や四角でデザインしたい
無機質なコンクリート舗装も、ちょっとデザインにするだけでオシャレにできます。
少し予算に余裕をみておいて、プロにデザインをお願いするのもおすすめです。
完成のイメージができたら、イメージの写真を持っていくと担当さんにイメージを伝えやすいのでおすすめです。
⑤工事期間中の駐車場を確保しておく
工事期間中の駐車は当然できないので、駐車場はあらかじめ確保しておきましょう。
これは忘れがちですが結構重要です。
工事期間は短くても通常10日以上はかかり、コンクリートが固まるまでの養生期間も必要ですので、できれば1ヶ月程度駐車できる場所を確保しておくと事をおすすめします。
養生期間(ようじょうきかん)とは、コンクリートが硬化するまで適切な環境に保つ日数のことで、コンクリートが固まるまでには季節によって期間は変わってきますがおおよそ3日~10日程度かかります。
コンクリートは厚みがあるので完全に固まるまでは1ヶ月程度かかります。
4.まとめ
今回はお庭のコンクリート舗装についてまとめました。
お庭にコンクリート舗装をすると、ぬかるみに車を駐車しなくて良くなるので雨の日も快適ですし、雑草対策にもなるというメリットがありますが、夏の照り返しがきつかったり、撤去する際に費用がかかったりとデメリットもあります。
予算やどのように依頼したら良いかなど、お困りのことは、庭のプロ集団『庭.pro』までご相談ください。信頼できる職人に相談し、あなたのライフスタイルに合ったお庭ライフを楽しんで下さい!