庭リフォーム

「ダイカンドラ」と「プラティア」のグラウンドカバー

お客様からの「お悩み・ご要望」
1月末にお庭全体をリフォームさせていただいた際に、グラウンドカバーの植栽もご希望いただきました。できるだけ日本に自生している固有種や他の植物との相性の良い種をご希望いただきました。
植物の種類ダイカンドラ(種)、プラティア(苗)
施工内容グラウンドカバーの植栽
施工期間1日
庭.proよりグラウンドカバーの植栽として、事前に施主様のご要望をお聞きしながら、庭師さんにも他の植物との相性や育てやすさなども確認し、木曾石を敷いた園路の周りには踏みつけに耐える力がある「ダイカンドラ」の種を蒔き、藤棚の下にあたる部分には半日陰にも耐え、繁殖能力が高い常緑多年草の「プラティア」を1鉢から30~40cmくらいに広がることを想定して間隔を空けて25鉢植えました。

冬の庭リフォームから春を待ってグラウンドカバーの植栽

1月末に全体を庭リフォームさせていただいた際に、グラウンドカバーもご希望をいただいていたため、暖かくなる4月を待って「ダイカンドラ」と「プラティア」を植栽させていただきました。

藤棚と木曾石の園路を作成して庭全体をリフォームの施工実例はこちら

「ダイカンドラ」の種蒔き

雑草が生えていた施工前

まずは木曾石を敷いた園路に沿うように「ダイカンドラ(またはダイコンドラ/ディコンドラ)」の種を蒔きます。その前に数カ月の間に元気に生えてしまった雑草の除去からスタート。

まずは雑草の除去から開始

ところどころに「シュウメイギク」などグラウンドカバーとも共生できそうな一部の草花は残しながら、丁寧に除草しました。

グラウンドカバーと共生できる「シュウメイギク」などの一部の植物は残して

除草後に土を耕してから再度均していきます。

「ダイカンドラ」を植える園路周りを耕します

耕した土を再度均していきます

そこに「ダイカンドラ」の種を蒔きます。種はどれくらい蒔いたかわかりやすい様に青い色が付いています。

種を蒔いた上から黒土をそっと被せていきます。

種を蒔いた上から黒土をかけます

黒土をかけた「ダイカンドラ」の部分

「ダイカンドラ」は別名「アオイゴケ」とも呼ばれ、草丈も5㎝~10㎝で多少の踏みつけに耐える力があり、地面を這うように広がる匍匐性(ほふく性)の性質からグラウンドカバーにぴったりな植物です。

「プラティア」の苗を植付け

「プラティア」のポット

次に藤棚の下にあたる部分には半日陰にも耐え、繁殖能力が高い「プラティア」を植えます。

「プラティア」が拡がることも計算して位置を決めます

1鉢から30~40cmくらいに広がることを想定して間隔を空けて25鉢用意しました。

位置を決めたら土を耕します

位置を決めたら土を耕して、ポットから出して植付けます。

ポットから出して植付けます

「プラティア」は常緑多年草で開花期も5月~10月と長いため、お庭を華やかに彩ってくれることを期待して・・・。

グラウンドカバーの植栽完了

植栽直後と約1カ月経過した時点の違いです。「ダイカンドラ」は順調な様子です。

Before(施工直後)

After(施工1カ月後)

こちらはその後施主様から送っていただいた2カ月経過した時点・・・

After(施工2カ月後)

思ったよりプラティアの繁殖スピードがゆっくりな様です。そのため周りに生える雑草を施主様が念入りに除去してくださっているそうです(汗)。プラティアも一刻も早く無事に広がってくれることを切に願っています!

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