画像出展:山口県農林総合技術センター(山口県病害虫防除所)
今年は、カメムシの大量発生が多く、地域によっては過去10年で最も増えているそう。果物などへの被害も懸念されるため、農林水産省より24都道府県に「カメムシ注意報」を発令しています。他にも、水稲では「いもち病」が、野菜では、ねぎの「アザミウマ類」の発生が予測されていますので、防虫と殺虫が必要かも知れません。
・ 水稲では、いもち病の発生が、南九州の一部の地域で多くなると予想されています。
・ 野菜では、ねぎのアザミウマ類の発生が、北海道及び南関東の一部の地域で多くなると予想されています。
・ 果樹では、果樹カメムシ類の発生が、南関東、東海、近畿、中国及び四国の一部の地域で多くなると予想されています。
カメムシ注意報の発令都道府県
北海道、岩手、山形、茨城、群馬、東京、石川、福井、愛知、滋賀、京都、大阪、奈良、和歌山、鳥取、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛、高知、大分
出展:農林水産省病害虫発生予察情報
https://www.maff.go.jp/j/syouan/syokubo/gaicyu/yosatu/index.html
詳しくは、こちらから「令和4年度病害虫発生予報第4号」(PDFが開きます)
自宅の庭木の病害虫の防除は、薬剤のセレクトとやり方、そして最適な時期が分かれば、ある程度は自分でも行えます。
ポイントは、薬剤を適切に扱うこと、やり方を正しく行うこと、適切な時期に行うことです。樹木は生き物ですから、人間と同じように、病気になったり、虫がついたりするので、人と同じように大切に扱ってあげてくださいね。
どうしても難しいようなら是非ご用命くださいね。庭木のメンテナンスはこちらから
2022年8月1日更新
執筆者:造園技能士 竜門 健太郎








