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こんにちは。庭.pro編集部スタッフが育てている「サクランボの木」(暖地桜桃)が順調に大きくなってきました。撮影日は本日、2022年7月19日です。このサクランボの木は、暖地桜桃(だんちおうとう)という、暖かい地域で結実性が高く、自家結実性がある1本で実がつく品種です。果実は小粒ですが、毎年よく実が付く強健で耐病性も高い、初心者さんでも収穫しやすいサクランボの木です。
この苗木は、去年のゴールデンウィークに挿し木をしていたもので、5本挿し木をしたうちの3本が順調に育ってきました。そろそろ1mを超えてきたので地植えにしようかと思っていましたが、今年は梅雨が短くて、地植えにするのを逸してしまいました。さてどうしようかと悩み中です。
さくらんぼ(暖地桜桃)を育ててみよう
自宅のサクランボ(暖地桜桃)は、そろそろ30年選手の木ですが、そんなにお手入れは神経質にならなくても、実をたくさんつけてくれます。サクランボはバラ科サクラ属の落葉中高木ですが、いくつか種類があって、良く出回っているものは、甘味のあるセイヨウミザクラ(西洋実桜)ですが、酸味の強いスミミザクラ(酸実実桜)などもありますが、1本で結実してくれて育てやすい「暖地桜桃」と呼ばれている「シナミザクラ(支那実桜)」がやっぱりおすすめです。サクランボはさくらの木より少し前に花が咲き、4月の終わり頃に真っ赤な実が収穫できますから、育てる楽しみと実をいただく楽しみの両方が味わえます。
とはいうものの、やはり、剪定、防虫、殺虫、殺菌のお手入れと肥料の施しは必要なので、おいしい果実をいただくために、少しのお手入れは必要です。
そんな、見て楽しい、食べておいしいサクランボの木をお庭で育ててみませんか。庭.proには、サクランボの木や雑木の庭などの作庭が得意な庭師が、そのお庭に適した植物を使ったデザインをご提案致します。
2022年7月19日
執筆者:造園技能士 竜門 健太郎








