エクステリア建材はデザインも材質も多種多様。エクステリアメーカーの豊富なラインアップやオリジナルデザインの造作など、おしゃれ感溢れるオリジナルな外構を実現してみませんか。
お家の中の設備や建材もデザインや材質も多種多様ですが、エクステリア(外構)商品やデザインも種類が豊富で、これらのエクステリア商品とオリジナルの造作を組み合わせて、素敵な空間コーディネイトを実現させたいものです。このページでは主にエクステリアメーカー商品の種類と特徴を説明しています。
エクステリア商品には、門柱・門扉、フェンス、ポスト、表札、カーポート・ゲート、サイクルポート(自転車置場)、ウッドデッキ・タイルデッキ、サンルーム、手すり、照明などがあり、お家の外まわりでの快適性や利便性を高めることが実現できます。
2.門柱(もんちゅう)
3.フェンス
4.ポスト
5.カーポート・カーゲート
6.サイクルポート(自転車置場)
7.ウッドデッキ・タイルデッキ
8.サンルーム・テラス屋根
9.オーニング・シェード
10.エクステリアライト(屋外照明)
11.手すり
1.門扉(もんぴ)
門扉には、開き戸と引き戸タイプがあり、アルミ形材が主流です。一般的には開き戸のタイプが多いですが、敷地が狭い場合などには引き戸タイプも用いられるようになり、デザインも豊富になってきています。門扉の素材には、アルミ形材やアルミ鋳物、樹脂などがありますが、錆や腐食に強く耐久性に優れるアルミ形材を用いたものが主流で、お家のデザインや色目に合うカラーリングで、且つ、道路からお家の中が直接見えないようにレイアウトと形状を検討していきます。
2.門柱(もんちゅう)
門柱には、ポストや照明、表札をひとつにまとめた機能的なものが主流です。エクステリアメーカーの商品には、デザインやカラーなどが豊富に準備されていますが、門柱と門扉、フェンスとのバランスを考慮して検討を進めましょう。門まわりに必要なエクステリアアイテムを組み込んだ機能門柱には、表札(サイン・ネームプレート)、ポスト、ドアホン(インターホン)、照明、更には電気自動車の充電コンセントや宅配ボックス、フラワーハンガーやベンチなどを組み込むことのできるタイプも用意されています。エクステリアメーカーの門柱は、主にアルミ形材やアルミ鋳物、樹脂などの素材が多く、ガラスやステンレスなどを組み合わせたデザインなどの門柱も用意されています。
3.フェンス
フェンスには、門扉、門柱とデザインが統一されたシリーズのタイプもあり、建物と外構の統一的なデザイニングが可能です。現在の主流はシンプルモダンなタイプで、素材やデザインも豊富に用意されています。
フェンス素材は、耐久性に優れたアルミ形材やアルミ鋳物などが用いられ、樹脂や天然木なども利用されています。フェンスには境界を示す働きと不審者を侵入させな、不審者が侵入しても隠れる死角を作らないことが必要なため、立地と敷地の形状などを鑑みてプランニングを進めましょう。
4.ポスト
ポストのスタイルはさまざま。デザインやカラー、機能や防犯性を検討。ポストには、門柱や塀、外壁などに埋め込むものや自立式、ポールなどに取り付けるタイプや壁掛けなどがあり、最近では宅配ボックスと一体型のものも。ポストの素材は、アルミやステンレス、ガルバリウム鋼板などが主流ですが、天然木で手作りする場合も。ポストの検討は、門柱、門扉などと同時に検討し、ポストのサイズや防犯面にも留意してセレクトしていきましょう。
5.カーポート・カーゲート
カーポート検討で一番大切なことは機能面。道路と敷地の配置によってカーポートの位置も限られてくる場合があるため、車サイズ(大きさや高さ))に合っていること、乗り降りがしやすい、出し入れがしやすい、強風や積雪にも耐えられるなどの要件を満たしているかを確認しましょう。
カーポートには、1台用から2台、3台用や、自転車なども置くことができるものまで多くのバリエーションがあります。カーポートの屋根を支える足も、両側に付いているタイプや片側に付いているもの、後方のみに柱のあるものなどもあるので、機能面を考慮して検討しましょう。また、カーポートには土間コンクリートなどを敷く場合が多いですが、車が無い場合などは殺風景になる場合もあるので、土間コンクリートのデザインやゲートなども含め、トータルバランスも考慮してみましょう。
6.サイクルポート(自転車置場)
サイクルポートはエクステリア用品の中でも見落としがちですが、自転車の劣化を防いだり防犯性を高める効果もあり、カーポートと一緒の検討してみましょう。特に大家族の場合や敷地の制約により駐車スペースが車のスペース以外に取れない場合などは設置しておけば便利なエクステリアです。最近では物置と一体型のものや風雨から守れるサイドカバー付きのものまで、バリエーション豊富に用意されています。
7.ウッドデッキ・タイルデッキ
ウッドデッキとは、木材でつくられた甲板で、天然木や人工木などのデッキがあります。タイルデッキはデッキ部分をタイル貼りしたもので、エクステリア建材を使用したものや、左官さんなどの手作りによるものなどがあります。植栽などの樹木の風合いに合わせた天然木を使用したウッドデッキは、加工がし易くナチュラルなお庭にマッチしますが、天然木のためにお手入れの手間がかかってきます。エクステリア建材でのデッキは人工木材や樹脂木などを使用したものが多く、耐久性に優れ、シロアリ被害などにも強いため、天然木に比べ長く美しさが保てるという利点があります。
8.サンルーム・テラス屋根
サンルームはアウトドアリビングを目的とした場合や洗濯物干しなどの家事スペースとしての使用など、多目的に利用できるエクステリアアイテム。屋根や壁をガラス張りにして開放感溢れる作りのものや、柱と屋根で構成されたテラス屋根でも囲いが装備されているアウトドア志向の強いもの等、様々なバリエーションが用意されています。
エクステリアメーカーの商品には、フラットでシンプルなデザインのものや木製のものまで、素材やデザインも様々なタイプが用意されているので、そのスペースをどの様に使うのかを考え、目的や機能性などに合わせて選んでいきましょう。
9.オーニング・シェード
オーニングとは「日除け」「雨よけ」「ひさし」のことで、簾(すだれ)やよしずの欧米版とも。主たる目的は日光の調整のため、手動や電動で開閉するタイプや、スクリーンのように紐で伸ばすタイプのものまで様々なバリエーションがあります。
オーニングやシェードを設置すれば、夏の暑い日ざしが直接部屋の中に入らないようにできるため、省エネ効果も望めます。建物に取り付けるタイプや自立式のタイプなどがあるので、建物の躯体などの取り付けの有無も確認しておきましょう。
10.エクステリアライト(屋外照明)
エクステリアライトとは、屋外用照明器具の総称で、建物の外観を引き立てたり、防犯面の機能も持ち合わせています。また、門柱の表札を照らしたり、門から玄関までのアプローチの足元を照らしたりと、安全面と機能面の両面を考慮してセレクトしていきましょう。
また、ガレージライトやお庭の植栽を照らすガーデンライトなど、お家を引き立てライティングも注目されています。
11.手すり
外構エクステリアで後々に付けておけば良かったと感じるものが「手すり」です。体調がすぐれないとき、乳幼児がいらっしゃる場合やご高齢になったときなど、安全な歩行には欠かせないエクステリア用品です。手すりには歩行の補助の役目もありますが、デッキや階段などからの転倒防止としての役目もあるので、安心安全な住環境を考えてみましょう。
※画像出典 https://www.lixil.co.jp/
庭.proの安心基準
「庭.pro」では信頼できる地元の専門業者=プロをご紹介するための独自の評価基準を設けています。
お庭づくり、外構、エクステリアなどの専門家職人歴10年以上で造園施工管理技士・造園技能士・ブロック塀診断士・エクステリアプランナー・樹木医などの資格を持つ職人もしくは専門業者のみを厳選しています。
各種メーカー商品の豊富な品揃えとお客様のご要望を丁寧にヒアリングし、予算と美観のバランスの取れた外構・エクステリア・庭づくりを豊富な商品ラインナップ、経験からご提案します。不要なコストは抑えつつ施工次第で品質が大きく変わるお庭づくりに外構エクステリア工事は、安さ!のみではなく、信頼できる施工業者選びが重要です。
多様な趣味思考にも対応可能な職人や施工業者はそれぞれに特長や得意技術、こだわりを持ち合わせたプロ集団なので、どのようなご要望にも対応できるように取り組んでいます。
現地調査、見積無料で信頼できる地元の信頼できる職人をご紹介しますので、まずはご相談ください。
2024年1月30日更新
執筆者:造園技能士 竜門 健太郎







